【新NISA】複利効果を大きくするために初心者でもできる3つのこと

この記事は2024年5月8日時点の情報をもとに書いています。

複利の効果は強力です。

物理学者アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と言ったことは投資をしている人の中でよく知られています。

一方で「複利」という言葉を知っていても、どういうメリットがあるのかをくわしく知らない人は多いのではないでしょうか。

投資する上で「複利」について知らないのは、かなりもったいないです。

そこで今回は、「複利」について初心者の人でもわかるように説明していきます。

この記事を読めば、複利のメリットと新NISAで効率よく資産を大きくする方法が分かります。

わかりやすく解説していくので、ぜひ読んでみてくださいね。

この記事を書いた人

ぶん

プロフィール

年収400万のST

米国株に3000万投資

・メインは米国株ETF

目次

複利と単利の違い

まず最初に「複利」と「単利」の違いについて説明します。

「複利」と「単利」の違い

 複利:利子にも利子がつくこと

 単利:元本のみに利子がつくこと

たとえば複利と単利の違いを「元本100万円で1年間5%の利子」で簡単に説明すると以下のようになります。(×1.05とは1年間5%の利子を計算するためです)

複利の場合
  • 1年目:105万=100万(元本)×1.05
  • 2年目:110万2500円=105万(元本+1年目の利子)×1.05
  • 3年目:115万7625円=110万2500(2年目までの元本+利子)×1.05

単利の場合
  • 1年目:105万=100万(元本)+5万(1年目の利子)
  • 2年目:110万=105万(元本+1年目までの利子)+5万(2年目の利子)
  • 3年目:115万=110万(元本+2年目までの利子)+5万(3年目の利子)

複利の方が元本が同じであっても利子にも利子がつくため時間の経過とともにお金が増えていきます。

複利のメリット

しかし、複利の方がお金が増えやすいと言っても、「100万円を5%の複利で運用しても単利と比べて年間数千円程度の違いじゃないか、、」と思った人もいるハズ。

たしかに、元本が少なかったり、投資の期間が短かったりするとメリットを感じにくいことは事実。

ただ複利のメリットは、最初は元本や利子が少なくても時間をかけて増やしていけば加速して増えていくことです。

たとえば先ほどの元本100万円が複利を利用して10倍の1000万円になれば、利子の増え方も10倍になるということ。

同じ元本でも「複利」かそうでないかだけで大きな差が生まる可能性があります。

ぶん

私も複利効果を活かして今の資産まで増やしました

 

元本が少ないうちは複利のメリットを感じにくいものの、時間とともに雪だるま式に大きくなっていきます。なので、根気強く元本を増やしていくことが重要です。

【新NISA】複利効果が得られやすい理由

雪だるま式に増える複利効果は新NISAと相性がいいです。理由は2つあります。

新NISAで複利効果が得られやすい理由
  • 非課税枠が年間360万円(合計1800万円)に増えた
  • 期間が無期限

  

非課税枠が年間360万円(合計1800万円)に増えた

非課税で運用できる金額、つまり元本が増えれば複利効果による利益が得やすくなります。今までのNISA(以降、旧NISA)の年間投資枠では、つみたてNISAで40万、一般NISAで120万円でした。

投資資金がある人にとっては旧NISAの非課税枠は少なすぎて税金のかかる口座(特定口座)で運用する必要がありました。

しかし、新NISAでは非課税枠が年間360万円(合計1800万円)にアップ。

月あたりに平均すると30万円を非課税で投資できる計算。多くの人にとって十分な枠といえます。

非課税期間が無期限

一方で複利効果を得るためには時間が必要。旧NISAでは短いと5年、長くても20年と期間に限りがあったものの新NISAになってからは無期限。

特にインデックス投資のように長期投資で利益を得る場合にメリットが大きいです。

【新NISA】複利効果をシミュレーションする方法

NISAの期限や投資枠が改善したとはいえ、投資できる期間や金額は人それぞれ。重要なのは「自分はどれくらいの利益が得られるか」ですよね。

以下のサイトでは、あなたの状況に合わせてシミュレーションができます。

アセットマネジメントOne:資産運用かんたんシミュレーション

シミュレーションでできること
  • 将来の運用資産額
  • 毎月の積立金額
  • 積立期間
  • 初期投資額

ぶん

私はシミュレーションで投資のモチベーションをあげています

【要注意】新NISAでも複利効果は一定でない

シミュレーションをするにあたって注意すべきは新NISAであっても複利効果は一定でないこと。

理由として、実際の利回りは上がったり下がったり変化するからです。

たとえば、100万の利回りが1年目と2年目の利回りが以下のような場合だと利益に差がでます。

1、2年目の利回りが5%で一定

→110万2500円

1年目が15%と2年目が-5%の場合

→109万2500円

どちらも利回りの足し算だけでは10%であるものの金額には差がでます。上記のように実際の利回りは常に変化するのでシミュレーションはめやす程度に考えておきましょう。

【新NISA】複利効果を得る方法

新NISAで複利効果を得る方法を紹介します。主に3つあります。

新NISAで複利効果を得る方法
  • 投資信託を買う
  • ETFや株の分配金(配当金)を再投資する
  • あえて配当を出さない株を買う 

   

「投資信託とETF」に関しては、以下の記事でくわしく紹介しているので読んでみてください。

あえて配当を出さない株を買う

あえて配当を出さない株を買う方法もあります。企業によっては配当を出すと税金がかかり利益が少なくなってしまうため、利益を事業拡大につかって会社の価値をあげる(株価を上げる)ところがあります。

ある意味企業に再投資してもらい複利効果を得るという方法。具体的にはバークシャーハサウェイが有名です。

初心者は配当が高い銘柄についつい目がいきがち。ただ私で言えば高配当株を買わないようにしています。

理由として米国株は配当を出さない株の方が利益が高い傾向があるからです。以下の記事でくわしく紹介しています。

【新NISA】複利効果を大きくするために初心者でもできる3つのこと

新NISAから投資をはじめた初心者でも複利効果を大きくするためにできることがあります。

複利効果を大きくするためにできること
  • S&P500やVTIなどの米国株インデックスの投資信託を買う
  • 手数料が低いものを選ぶ
  • 長期保有する

  

わかりやすく紹介します。

S&P500やVTIなどの米国株インデックスの投資信託を買う

初心者にはまずS&P500やVTIなど米国株のインデックスに投資する方法が行いやすいです。

複利効果を得るためには利益を出す企業に投資することが重要。

初心者は利益を出している企業よりも知っている企業、特に日本の企業に投資する傾向があります。しかし、一番重要なのは投資対象がどの程度利益を出しているかどうか。

投資先を選ぶときは利益を出すことと知っていることを間違えないように注意が必要です。

米国株のインデックスはAppleやAmazon、Googleなど、世界で利益をあげている企業で構成されています。

もう1つの理由は投資信託1つで分散投資できること。企業の数はS&P500で約500社、VTIで約4000社ほどあります。

個別株のみでS&P500やVTIと同じ数の企業に投資するのは困難であるものの、投資信託であれば1つの投資信託で投資することが可能です。

手数料が低いものを選ぶ

手数料が低いものを選ぶのは投資するにあたって基本。投資信託の場合、見るべきポイントは「信託報酬」です。同じS&P500やVTIに連動する投資信託であっても複数の商品があります。

2024年現在、投資信託は全世界や先進国、新興国などさまざまな商品があります。中でも米国株インデックスの投資信託は最安レベルの信託報酬になっています。ただ商品によって差はあるので、0.01%レベルの差であっても安いものを選ぶのが大切です。

また投資信託を買ったあとも信託報酬がさらに安い商品が発売されたりするので常に情報収集することもしたほうがいいです。

ぶん

つみたて投資をしていても常に情報収集は忘れずに!

長期保有する

米国株のインデックスに投資するのであれば長期保有が重要。インデックスに投資して利益を出すには時間がかかるからです。

歴史的にみて米国株インデックスの株価が右肩上がりとはいえ、数年以上株価が上がらない時期はありました。長期保有のめやすとしては20年ほど。旧NISAのつみたて投資期間も20年で設定されています。

また以下のデータでもS&P500(「Stocks」の部分)への投資で利益を出すためには長いと20年以上かかることを示しています。

出典:J.P.Morgan WEALTH MANAGEMENT

一方で、株価が上がらないときに再投資することができれば同じ金額でも投資信託を多く買えることになるので複利効果が高まります。なので株価が上がらないからといってすぐに手放してしまうと損する可能性があります。

米国株のインデックスに投資する場合はあらかじめ長期保有することを意識することが大切です。

新NISAで複利効果を期待できる投資信託【経験談】

最後に私が投資している米国株インデックスの投資信託を紹介します。

私は米国株ETFがメイン。投資信託はS&P500とVTI、QQQに連動するものを買っています。具体的には下記のものです。

私が投資している米国株インデックスの投資信託
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  • SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド

基本的に信託報酬が安いものを買うようにしています。たとえばVTIに連動する投資信託で言えば最初は楽天VTIを買っていたものの、その後は楽天VTIより信託報酬が安い「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」を買うようになりました。

ちなみに旧NISAですでに保有している投資信託に関しては、売ることはせずに非課税期間が終わるまで保有する予定。旧NISAの非課税枠を失ってまで信託報酬の安い商品に乗り換えるメリットはないからです。

「楽天VTI」と「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」の信託報酬の差でいえば0.1%に満たない程度。利益がプラスになるかどうかにはよるものの非課税期間を長くとったほうがメリットが高くなると考えています。

まとめ:新NISAは初心者でも複利効果を大きくすることができる!

今回は初心者でも新NISAを利用することで複利効果を大きくする方法を紹介してきました。具体的には以下の方法です。

初心者が新NISAで複利効果を大きくする方法
  • S&P500やVTIなどの米国株インデックスの投資信託を買う
  • 手数料が低いものを選ぶ
  • 長期保有する 

なにごとも最初が大変。米国株のインデックス投資もはじめはメリットを感じにくいです。しかし、複利の力をつかうことで同じ投資金額でも元本が大きくなっていきます。

元本が大きくなればさらに複利の効果も大きくなっていくので地道につづけることが重要です。

以上で終わります。

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